登場人物を並べてみよう〈五月編〉

小島五月(泉ピン子さん):渡鬼中期以降の主人公。初期から他の姉妹よりもメイン回は多かった。勉強ができず大吉にひどく叱られ、家を飛び出し高校も中退。住み込みで幸楽で働くようになる。身元も明かさないまま働きはじめたこともあって姑、小姑にひどくいじめられるようになる。ことあるごとに「遺産放棄したから~」と言ってくる小姑コンビは本当に腹が立つ。基本的には言い返さないが、子どものことに関しては主張することもあり、その分仕打ちを受けることも。幸楽で働く運命を恨んでいる発言も多いが、かといってたまの休みになると何をしたらよいのかわからず、何だかんだ幸楽で働いている自分が好きらしい。渡鬼史上最も苦労しているお人好し。…しかしまあ、勘当同然で家出した五月と岡倉夫婦はどうやって縁を回復したのだろうか?五月はことあるごとに岡倉家へ借金しているが……五月自身が姑になるとちょっといじわるな面も。結局人間って、繰り返しますよね。なかなか子離れができない今日この頃。…

小島勇(角野卓造さん):幸楽2代目亭主。跡継ぎのために中学までしか出ていないことを恨んでいる。基本的には優しいが、五月とキミの間に挟まれ日々苦労している。妹たちにも何も言えず、情けない亭主の一面が目立つ。酔っ払うと本音を言い出せる。中華料理の腕前はピカイチでファンも多い。幸楽の味に惚れてやって来た従業員がいるほど。愛に対する愛情が強く、とにかく合宿だ、スキーだ、デートだとことあるごとに愛のする行動に反対し揉めている。心配性?…終盤のシリーズでは突然ギターが趣味だったと明かし、最終的にはバンドでデビューもしている。初期シリーズではギターのギの字も出てこなかったのに

小島キミ(赤木春恵さん):渡鬼史上最強の姑。「母親の教育が悪い」「あんた五月の肩を持つのかい」が口癖。岡倉家への不満、五月への不満がポンポン出てくる。五月が岡倉へ用事で帰ると言ったらまあ小言がすらすら出てくる。たまに五月を立てたり、仲良くなったりするがころっと忘れる。娘二人とその孫をとにかく可愛がり、愛や眞には厳しい。それでも、愛の借金を返済したり、眞の受験日を覚えていたりと、これまたたまに優しい。ツンデレ…?時折倒れて入院し、懸命な治療で店に復帰するということを繰り返していたが脳梗塞で倒れたときには流石に復帰が難しく、アメリカへ渡ってリハビリ生活を送る。最後のSPではキミの葬儀のシーンから始まった。…各シリーズの最終回でいい人になって五月と仲がよくなり、次のシリーズの初回でいじわる婆さんに返信している、というのが渡鬼あるあるである。…

小島幸吉(佐藤英夫さん):幸楽で辛い思いをしている五月にとって、唯一の優しい味方。岡倉へ帰省する五月を優しく送り出し、気遣いも忘れない。くも膜下出血で突然倒れ、そのまま亡くなる。遺言がなかったため遺産相続問題が発生する。

田島愛(吉村涼さん):幸楽3代目女将。小島家の長女。成績がよく、私立中学の試験に補欠合格する。エスカレーター式に女子大まで出て銀行に勤めるがすぐに退職。借金をしてまでホームページ作成の会社の作ってみたり、派遣社員になったりしたが、結局幸楽を継いだ。「さくら」という一人娘を出産している。子どもの頃はキミやその娘たち、いとこたちにいびられる五月を庇ったり、自身もいじめられて辛い思いをしたりしていたが、段々を強くなっていき、攻撃的になった。大吉の遺産相続の際にはかなり性格が悪かった。初期の愛は本当に優しかったのですよ…まあ、攻撃的になっても五月をいじめるようなことはなかったが…晩年のSPでは再び優しい愛に戻っていた。

小島眞(えなりかずきさん):小島家の長男。「中学を出たらラーメン屋になる」が口癖だったが、いつの間にか浪人して東大へいき、公認会計士になる。第3シリーズではほぼぶっつけで私立中学を受験し合格していたため、頭はもともとよかったのだろう。姑や小姑に悩まされる母を助け、店も手伝う心優しい少年であった。貴子が好きになり追いかけるも貴子が中国へ。一旦は別れるも復縁。結婚生活はうまくいっていない。五月ともうまくいかなくなったまま最後のSPが終わってしまった。…最終シリーズの主人公は事実上眞だった。最終回では感動の結婚式だった。いや、5人姉妹より目立ってどうするんだよ

…五月はあまりにも登場人物が多いため、次回も五月編を行います。みんな大好き(?)小姑コンビについても取り上げます!お楽しみに。

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